2学期期末テスト必勝アドバイス
| 理科2年
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超重要点 征服テクニック
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●1分野→物質が結びつく変化 ●2分野→気象観測,空気中の水蒸気の変化
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テストでは理科用語や実験・観察に関する事項,しくみなどが中心に出題される。まぎらわしい内容が多いので,ここでしっかりつかんでしまおう。 |

●まぎらわしい用語
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- 【分解と化合】
- 物質が2種類以上の別の物質に分かれる変化が分解で,2種類以上の物質が結びついて新しい物質ができる変化が化合。
〔覚え方〕分解は「分」と化合は「合」に注目し,「分」から分かれる,「合」から合わさる→つまり2つが結びつくと押さえておこう。
- 【単体と化合物】
- 1種類の原子からできている物質が単体,2種類以上の物質からできている物質が化合物である。
〔覚え方〕水素や酸素の気体を思い出せ! 水素や酸素などの気体はそれぞれ,水素や酸素の原子1種類だけからできている。
- 【化学式と化学反応式】
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◆化学式…単体や化合物の原子の種類と数を,原子の記号で表した式。
◆化学反応式…化学式を用いて化学変化を表した式。
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●ミスしやすい事項
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- 【鉄と硫黄の反応】
- 〔ミス注意〕
◆鉄と硫黄の混合物を加熱し,反応が始まると,後は加熱しなくても,生じた熱でどんどん反応が進んでいくことに注意。
◆反応で生じた硫化鉄にうすい塩酸を加えると,水素ではなくにおいのある硫化水素が発生するよ。
- 【化学反応式の書き方】
- 〔ミス注意〕化学反応式を書き終わったときは,次の点に注意しよう。
(1)原子の記号や化学式が正しく書かれているか。
(2)左辺と右辺で原子の種類と数が合っているか。
(3)係数が正しくついているか。
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●まぎらわしい用語
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- 【風向と風力】
風向は風のふいてくる向き。16方位で表し,天気図記号では,矢羽根の矢の向き。風力は風の強さ。風力階級で表す。
- 【凝結と露点】
- 水蒸気が冷やされて,水滴になることが凝結で,そのときの温度が露点である。
〔覚え方〕凝結は状態変化(気体→液体)で,露点は温度とつかもう。
- 【湿度と飽和水蒸気量】
- 空気のしめりぐあいが湿度。いっぽう,空気1m3中にふくむことのできる水蒸気の量の最大限度が飽和水蒸気量である。
〔覚え方〕「湿度は空気1m3中の水蒸気の量の割合で,飽和水蒸気量は空気1m3中にふくめる水蒸気の最大量」と押さえておこう。
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●ミスしやすい事項
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- 【湿度を求める式】
- (空気1m3中にふくまれる水蒸気の量÷その気温での飽和水蒸気量)×100
〔ミス注意〕水蒸気の量や飽和水蒸気量は,空気1m3中の量であることに注意しよう。
- 【高気圧と低気圧での風向・気流・天気】
- 北半球では,風向・気流・天気はまったく逆になる。
◆低気圧…左回りに吹き込み,上昇気流が生じ,天気が悪い。
◆高気圧…右回りに吹き出し,下降気流が生じ,天気がよい。
〔覚え方〕上昇気流が生じると雲が発生し,天気が悪くなるとつかんでおこう。
- 【雲のでき方】
- 空気は,膨張すると温度が下がり,圧縮すると温度が上がる。したがって,
[水蒸気をふくむ空気が上昇]
→[空気が膨張し,温度が下がる]
→[露点以下になる]
→[水蒸気が凝結し,水滴や氷の粒となって雲ができる]
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