定期テスト必勝アドバイス 社会3年
1学期期末 ここが危ない!

期末テストで問われる各単元のヤマ場を集めました。
自分のテスト範囲を探してね。

《公民》現代の社会
【家族生活】
図を使った,「遺産相続」に関する出題が多い。配偶者が2分の1,子どもは残り2分の1を均等に分けることをおさえよう。用語としては,「核家族」は必ず出ると考えておいたほうがいい。漢字で正しく書けるようにしておくこと。
《公民》日本国憲法
【人権思想発達の歴史】
市民革命に影響をあたえた思想家(ロック・モンテスキュー・ルソー)は重要。イギリス・フランス・アメリカの市民革命で出された宣言(章典)のなまえも,しっかりおさえておこう。
【日本国憲法の基本原則(基本原理)】
ここは,最大のヤマ。3つの基本原則は確実につかんでおきたい。また,これらの原則が明文化されている前文1条9条など憲法のおもな条文は,くりかえし読み,すらすら口で言えるまでになっておくといい。
【基本的人権の種類】
平等権・自由権・社会権・参政権・請求権について,それぞれどんな権利なのか確認する。環境権・知る権利・プライバシーの権利は,平等権などとともに,最近のニュースを使った出題も予想される。新聞などに注意しておくとよい。
【平和主義】
憲法の前文と第9条の平和主義に関する規定をしっかり身につけておくこと。非核三原則は正しく書けるようにしておきたい。なお,核実験や国際紛争など世界平和に関係のある最近のニュースには注意しておくとよい。
《公民》選挙と政党
【選挙のしくみ】
国会議員の選挙がある年のテストでは,選挙制度は大きなヤマだ。参議院選挙の制度を衆議院の場合と比較して説明できるよう,比較の表などで確認しておこう。また,選挙権や被選挙権についての年齢など重要な数値は,確実に覚えておくこと。
《公民》国会・内閣・裁判所
【国会】
国会のしくみとはたらきのうち,衆議院と参議院の比較がポイント。定数・任期などを表で対照しておさえておくこと。また,衆議院の優越の具体的な内容も確認しておこう。これらの要点には,それぞれ重要な数値も出てくるので,その復習も忘れずに。
【内閣】
ここでは「議院内閣制」が,もっとも重要な用語のひとつだ。正しい字で書けるように,書いて覚えること。このほか,「与党」と「野党」「連立内閣」など最近のニュースでよく登場することばも,チェックしておくとよい。
【裁判所】
「三審制」は字を正しく覚えて,その意味や目的も文章で説明できるように十分復習しておくこと。これに関連して,最高裁判所・高等裁判所など,裁判所の種類もつかんでおこう。なお,民事裁判と刑事裁判のちがいもよく出るので,教科書の図で確かめておくとよい。
《公民》権力の分立
【三権の分立】
図を使って出題されることが多いので,「立法権」・「行政権」・「司法権」の意味と,それぞれを担当する「国会」・「内閣」・「裁判所」のはたらきを図でしっかりおさえておこう。
【地方自治】
住民による直接請求の内容がよく出る。それぞれの請求に必要な住民の署名数と請求先を,比較表で確認しておこう。地方財政の収入の中心が住民税であること,地方交付税交付金国庫支出金が国からの補助であることなどもおさえておこう。

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